おいしい自然。土筆に水蕗。ヨモギにスギナ。野草いただきます。
春になり、あちこちから植物が顔を出します。
庭に咲くきれいな花々も好きなのですが、もっと好きなことは庭や裏山での山菜採りです。
この里山の家に引っ越す以前は、春になるとスーパーで蕗を買って筋取りをして食べたり、人の入らない場所のよもぎを摘んでお団子にしたりと、ささやかな春の風物詩を楽しんでいました。
この里山に住むようになってからは、水蕗(みずふき)やよもぎが畑や庭に沢山生えていると知り、大興奮でした。とはいっても引っ越し当初は生活を整えるのに忙しくそこまで手が回らなかったので、もったいないと思いつつ眺めるだけでした。
野草採り。山菜採り。
今年は少し山菜採りをする余裕も出てきたので、近くの耕作放棄地に生える水蕗やよもぎをとりにいきました。
たくさん生える水蕗に圧倒され、どうしよう・・と嬉しい悲鳴をあげつつ、蕗採りを手伝ってくれた子供と「見て!大きいのあった!」と言い合いながらどんどん採っていきました。
気づいたら水蕗やよもぎだけでなくナズナや土筆(つくし)までもが食べきれないほど採れました。それでもまだまだ水蕗はあるので、また採りに来ようと決めて家に帰りました。
家に帰って山菜についた汚れをホースの水で綺麗にしました。
山菜を料理する。
水蕗は葉と茎に別けます。
10分塩ゆでし、筋取りして(細い茎はしない)茎は半日、葉は一晩水に浸けアク抜きしました。
筋取りした蕗の茎は料理に使うために水につけてそのまま保存し、細い茎は皮付きのまま甘辛く煮てキャラブキにしました。
葉っぱは刻んで佃煮にしてご飯にかけて食べるれるようにしました。
ヨモギは茹でて少量の水とミキサーに入れて混ぜ製氷トレイにいれ冷凍し、いつでも使えるようにしました。
山菜を食べる。春の味。
葉っぱはほろ苦い春の味🌸
キャラブキは清涼な里山の味がしました。
フキをみると食べたくなる高野豆腐とフキの煮物。五香粉を使って中華風に炒めたフキも美味しくて、お酒ともよく合いました!
裏山で採れたたけのことフキを使って炊き込みご飯。
袴を取り茹でた土筆とスギナは豚バラと一緒に味噌炒めにして食べました。どれも美味しく食べました😋
出来たてのお餅にヨモギを混ぜてから市販のこし餡を包るみ、よもぎ餅にしました。爽やかで美味しかったです😋
自分で採った山菜・野草を使う料理は、食べるときだけでなく、作っている最中まで何だかワクワクします😊