出雲市駅北のくにびき中央通りでみつけたオブジェたち
出雲市駅の北口からまっすぐ北上する通称くにびき中央通りの島根県道27号線、たまたまこちらでみかけたオブジェたちをご紹介します。
きっかけは突然噴出す噴水
こちらを散策しようと思ったのは、突然地面から噴水を出てくるのをたまたま目撃したからでした。
場所は出雲市駅北口から約300メートル、歩いて5分ぐらいのところ、サンロードながまちのアーケード商店街入り口の信号反対側のところです。
現地に着いてみると、何の変哲のない場所で、噴水も出なくなっていました。
付近に何か探すと、出雲まちなか美術館という小さな展示スペースがありました。
そして少し離れたところにこんな表示をみつけました。
こちらで噴水は目の錯覚ではなかったことが分かりました。
しばらくまた噴射されるのを待ってみたのですが、残念ながら気配がなく、先に進みました。
大梶七兵衛の像
もう1ブロックほど北上したところ(約250メートル、徒歩2分)にお像がありました。
大梶七兵衛さんの像で、この方はここを流れている高瀬川の開削をされた方です。
出雲平野を開発するためには灌漑(かんがい)の用水路が必要でした。
砂地がゆえに水漏れを防ぐのが大変で、大梶七兵衛さんは筵(むしろ)を引いたり、粘土を使って大変な工事をやりとげたそうです。
こうして出雲は肥沃な土地になったいったのですね。
こういったことを周辺の小学校などで体験学習を交えながら教えているので、地元の人にはローカルな偉人として知られています。
ちなみに出雲産のお米で炊いたご飯はとてもおいしいですよ。
再び噴水
さらに北上して市役所を通り越し800メートルほど進んだところにそれはありました。
(徒歩で10分くらいです)
またしても噴水です。今度はばっちりカメラに収めました。
一体何なのでしょうね。
予告もなく吹き上がりますので、間近にいたら濡れてしまいそうです。
ここでも球のオブジェの下に看板は一応ありました。
ということで中央通りで出会ったオブジェたちをご紹介しました。
突然抜き出る不思議な噴水に、灌漑(かんがい)の用水路と、なにかと”水”に関係するのがこの通りの特徴なのかしらと感じた散策でした。
くにびき中央通りは出雲市駅から北へ続く大きな通りの名称です。ぜひ散策をしてみてください。