安来市民に愛される昔ながらの御菓子店『佐川末廣堂』。夏にアイスキャンデー、冬はたい焼き。
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安来市安来町にある佐川末廣堂さんを訪れました。
建物の外観は趣があります。こちらは大正7年創業の和菓子屋さんです。
元々は明治時代に安来港の近くで魚屋さんをしていたそうです。どうやらその当時の店主が魚が嫌いだからという理由で業種替えを行ったようです。ちょっと面白いです。
地元では結構有名なお店らしく安来市民の方なら知らない方はいない、といっても過言ではないお店のようです。
季節に合わせた様々なお菓子が勢ぞろい
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店内にお邪魔しました。
ドアを開けて最初に目についたのは夏のお菓子でした。訪れたのは8月上旬。
果物のゼリーやみつ豆、水ようかんなどの夏の定番商品のほかに冷やしみたらし団子というのがありました。
詰めてあるトレーの表示を見てみると、みたらしのたれは昆布だしと安来市の大正屋醤油店の醤油を使っているということ。夏バテ気味な時にでもだべられそうです。
訪れた当日にはもう売り切れていたようですが、大きな表示で麩まんじゅうを売り出していました。
表示を見ると、青のりと自家製こしあんを使っていると書かれています。売り切れるということは人気なのでしょう。
麩まんじゅうに青のり、ってどんな感じか気になりますね。また次回に試してみたいです。
安来のイチゴ「紅ほっぺ」とオリジナルクリーム使用”生どら”
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安来といえば、イチゴとドジョウで有名です。このあたりではもはや、これは定番じゃないでしょうか?
安来のイチゴ「紅ほっぺ」を白あんとクリームでブレンドしたオリジナルあんをつかった生どら。中の淡いピンク色した、あんが印象深いです。
生どらは他に小豆あんとクリームをブレンドして作ったものもありました。どちらも賞味期限が一週間くらいでしたので早めに食べられるとイイと思います。
バリエーション豊富な”ドジョウ”のお菓子は懐かしい味わい
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「やすぎどじょう」の商品表示には「生クリームをふんだんに使った口どけの良い黄身あんをしっとりした生地で包みました。懐かしい味わいです。」と書かれています。おそらく、パサパサしない柔らかいあんが特徴なのでしょう。
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「やすぎどじょう」以外にも「どじょっこパイ」や「どじょう饅頭」なんていう商品もありました。
この二つは、本当に安来で養殖されたドジョウの粉末をビスケット生地に入れているそうです。
美味しいだけでなく元気にもなっちゃいそうですね。
四季折々!特別な日に最適な上生菓子
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これぞ、和菓子屋さんという、上生菓子もあります。やはり手作りなので沢山はできないそうです。必要ならば、早めに予約しておいたほうがよさそうです。
贈答にも嬉しい箱詰め商品
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箱詰め商品もありますし、個包装の物を箱に詰めてもらって贈り物用として作ってもらうこともできるようです。
手土産に喜ばれそうです。
いろいろな種類のお菓子がもらえるとうれしいですよね。
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”どじょっこ饅頭”や上にも出てきた”どじょっこパイ”はいかにも安来らしい商品です。
佐川末廣堂に来たら絶対買うべき!夏にアイスキャンデー、冬はたい焼き
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佐川末廣堂さんのアイスキャンデーとたい焼きは、来たからには必ず買うもの。とお客さんの間で言われているようです。
アイスキャンデーは5月から9月末までの商品。
たいやきは11月から3月末までの商品です。
伺ったのが真夏の8月でした。外の気温は34度くらい。暑いのでちょうどいいアイスキャンデー日和でした。
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冷凍ケースには、イチゴ・コーヒー・ユズ・マンゴー・抹茶・あずき・安来の夏いちごの7種類おいてありました。
コーヒーと安来の夏イチゴを購入し車の中でいただきました。
袋を開けると割りばしが斜めに刺さっているユニークな棒の作りでした。
コーヒーは、ほろ苦いけれどしっかりした甘さがありました。たとえて言うならちょっと濃いコーヒーに砂糖を多めに入れたのをシャーベットにした、という感じでしょうか。でも、そんなに甘ったるく感じるものではなく丁度いい甘さでした。
原材料は、砂糖・練乳・コーヒーとなっています。練乳がいいアクセントになってほどよい甘みになったのだと思います。
安来の夏イチゴは、少しイチゴの酸味が利いています。この酸味があるから後味がすっきりしていて食べた後ものどが渇きにくいように感じました。
原材料は、砂糖、練乳、安来産のイチゴピューレです。
アイスキャンデーの詰め合わせギフトもやっていて、全国発送できるそうですよ。
アクセス、駐車場情報
国道9号線、安来駅より500メートルほど西に走り安来市昭和橋の交差点を南下し300メートルほど走ると右手にお店があります。
駐車場は店から道路を渡った10メートルくらい南にありますが、車は1台ほどしか止められません。
詳しくは、佐川末廣堂さんのホームページをご参照ください。