古民家の光熱費(真冬編)。高断熱リノベしたオール電化住宅の電気代。
暖冬のため今年は参考値かも?
この冬(2018年・冬)はかなりの暖冬。ほぼまったく雪も降らず気温も常時5度〜10度程度ある…といった状況でした。このため電力消費は緩やかだったのではと思っています。
光熱費
真冬編の公開の前に真夏編を振り返ってみます。
真夏にもっとも電気代がかかったのは8月で、電気代は14022円でした。2018年夏は最悪の猛暑だったので、24時間エアコン冷房にかなりの電気代がかかったというのが真夏編の結果でした。
冷房よりも暖房のほうが電力消費は激しいため、夏と比較すれば冬はより高くつくはずです。以下がその結果。年間もっとも気温の下がる1月中旬〜2月中旬の電気代となります。古民家の光熱費・真冬編です。
うちはオール電化住宅なので光熱費はこれが全てです。暖房器具はリビングにあるエアコン1台だけ。夏に14000円でしたのでまず間違いなく冬には2万円は越えてくると思っていましたから嬉しい誤算でした。
数字だけでみるとまあまあ優秀な結果だったのでは?と思うのですが、やはり今年は暖冬すぎて参考値かなと感じます。
快適さは微妙だったかも…
実は、正直いうとエアコン1台で全館暖房はちょっと厳しかったです。家のはじっこは肌寒かった。エアコンの温度は22度か23度に設定しております。
我が家では24時間換気システムの一番風上にあたるリビングにエアコンを設置しています。平屋のためその暖気を全館に回す…という空調になっているのですが、風下(吸気ファンのありか)がお風呂場なので、脱衣所が一番寒くなってしまうというわけです。
ともあれ、この冬一日中エアコンをつけていても結露等は一切なかったので、そこは快適であったと二重丸できます。やはり総樹脂サッシはすばらしい。
ともあれ、古民家でも高断熱はできる!のです。
来季に向けて
今年は暖冬なのでなんとかなりましたが、厳しい冬にはおそらく脱衣所が10度くらいにはなってしまいそうです。そうなるとヒートショックが恐ろしいので、そのうち脱衣所にはなにか暖房器具を入れるかもしれません。
それと、リビングの天井が高いので暖気が天井にたまってしまってもったいなかった。天井からぶらさがるプロペラファンが欲しいなと思いました。
ちなみに、1点だけ「省エネの工夫」をしていたのでした。といってもあまり大したことではなくて「夜寝る前はエアコンを消しましょう」というだけです。ただこれもあまり徹底できてなくて、わりと半分くらいの日数は消し忘れていたような気がします。このあたりはIT化で解決していきたい。
いろいろ調べたり測ったりするのがけっこう面白かったので、これからも毎年夏冬のピークを調べていきたいなと思いました。
おしまい。