出雲教北島国造館・出雲大社のとなりにあるもう一つのパワースポット・鯉の泳ぐ池に流れる滝と美しい庭園に出雲大社最古の建造物『四脚門』
出雲大社のすぐ隣!出雲教北島国造館
出雲大社の周辺にも見ごたえのあるスポットがたくさんあります。
出雲大社の本殿の境内向かってすぐに隣にある出雲教北島国造館もそのなかのひとつです。
ここは景観がすばらしいので、写真中心にご紹介します。
ここにいると出雲大社のそばにいることをしばし忘れてしまう感じです。
『出雲教』とは
参拝する御神殿は、出雲大社のミニチュア版といった感じです。
なぜここが出雲大社と区別されているのか、由来の説明書きがありました。
出雲大社という神社と、その御神徳を拡める教団としての出雲教を区別したようですね。
北島国造館はこの出雲教の総本山ということらしいです。
結婚式の写真撮影にも使われる北島国造館の庭園
御神殿の横には庭園が広がっております。ここは結婚式の写真が撮られるところで有名でもあるようです。
天気のいい日であればいつまでもここにいたくなります。
中央にあるベンチに座って景色を眺めると気分が爽快になりますよ。
池の前には、亀の乗った神像がありました。
竜宮城に行く浦島太郎ではなく、大国主命とともに国造りをした少名毘古那神(すくなひこなのかみ)とのことでした。
後ほど紹介しますのが、奥に行くとみごたえのあるスポットがたくさんあります。
次々と変わる景観・出雲大社最古の建造物『四脚門』と御三社
庭園の右側にみえる出雲大社最古の建造物『四脚門』をくぐって奥に進んでみましょう。
門をくぐったところが、出雲大社側からの入り口です。
出雲大社の境内のすぐ脇です。こちらが同じ場所から撮った出雲大社側の写真です。
本当にすぐ隣ですね。
滝の方に進むと、あらわれたのは御三社。
荒神社、雨穂日命社、稲荷社と3つの社があります。
ここはさきほどの庭園からブラインドの位置にあるので、行かないと存在が分かりません。
青々とした苔の中に続く参道を歩いた先にある社は森に守られているかのようでした。写真で見るよりどっしりと構えてみえます。
亀の尾の滝と心字池にあるスポット
右に進むと、庭園の先にみえていた『心字池』と『亀の尾の滝』です。
亀の尾の滝は近づくと思った以上に迫力ありますよ。
池の中の石垣の小島に祀られているのが天神社。少名毘古那神が祀られています。小さな石の橋を渡りすぐそばでお参りすることができます。
池を庭園の方に向かって、歩いてくると、また亀の尾の滝に向かって右手に別の社が奥に見えました。
こちらは菅原道真公と野見宿禰が祀られる『天満宮』です。出雲大社でも祀られていました。
天満宮からみた庭園の写真です。
ここは少し別の角度からみるだけで、全く違う景観に出会うことができます。
北島國造館の様子
この他にも北島国造館にある建物をご紹介します。
庭園の向かいにあるのが、披露宴などに使われる亀山会館です。
ここには旧國造邸式台玄関跡があります。昔はここからお屋敷が連なっていたようですが、火災でほぼ全焼してしまったようです。
写真の右手になります。
御神殿横の祈祷受付所です。
大きな木のオブジェもありました。由来等は分かりませんでしたが、出雲大社の神楽殿にあるいのちの根に近い印象を受けました。
結婚式を行うことのできる八雲会館。
美しい着物が展示してあるのがみえました。
少し離れたところにある隠れスポット『山王社』
最後に北島国造館にある、隠れスポットを紹介します。
こちらはこの北島国造館の境内の端、駐車場の先にある細道を登ったところにあります。
あったのは鬼門を護る大地の守護神、大地主之神が祀られた『山王社』という社でした。
素朴な社ですが、ここが山の守り神のような気がしました。
北島さんで結婚式を挙げたブログ主
地元の方には「北島さん」の名で親しまれている北島国造館。
賑わう出雲大社から隣の北島さんへ一歩足を踏み入れると、出雲大社とはまた違って凛とした清廉な空気が漂っています。
出雲大社に参拝する際にはいつも立ち寄っていて、流れる滝の音や鯉の泳ぐ姿をゆったりと楽しめる心落ち着く場所です。
結婚式場としても地元の人に人気です。ブログ主もこの場所で式をあげるのを夢見ていたので北島さんを式場に選びました。
11月の神在祭真っ只中の神聖な空気と見事な秋晴れに紅葉が映える中、挙式と写真撮影をしたのですが残念ながら極度の緊張でよく覚えていません…。
ちなみにツイッターのアイコンやブログ等に、こちらの少名毘古那神の像を使わせてもらっています。
最後に
いろいろな景観に出会えるところでした。
出雲大社を参拝した後に、ゆっくりと休憩とりながら、景気を眺めるのはいかがですか。
しばし出雲大社にいるということを忘れられるかと思います。
出雲大社の周辺にはこれ以外にも見所がありますので、お時間を多めにとられて観光されるのがおススメです。