「出雲国の空き家テック」第2回イベントレポート。空き家についてオープンに語れる場。
2021年2月21日に開催された「出雲国の空き家テック」による2回めのMeetupイベントの模様です。
パネルディスカッション
今回は、ひらた空き家再生舎さんと、松江市都市政策課さんがゲスト。
松江市都市政策課さん
松江市都市政策課さんからは「リノベーションまちづくり」についてのご紹介がありました。
これは「既存ストックを有効活用したまちづくりの推進」を掲げたもので、空き家や空き地、遊休地などをまちづくりに活用していこうというものです。
このために今後「家守り(やもり)」団体を増やしていくという方向を示されています。
ひらた空き家再生舎さん
ひらた空き家再生舎さんからは「高校生とはじめる空き家再生プロジェクト」と題したクラウドファンディングや、県立高校とタッグを組んだ学生向けシェアハウスの取り組みが紹介されました。
最近空き家の提供や空き家を求める方からの連絡も徐々に増えてきているそうで、今後の活躍が期待されます。
意見交換
様々な取り組みを行う上での、情報発信の課題、地域との関わりにおける信頼関係、行政とのコラボレーションについて…。
今回もさまざまな意見交換が行われました。
空き家の活用を志す団体や個人さんをゲストとして自由にお話いただく、という形はこれからも続けていきたいと思います。
空き家テックのイベントで話してみたい、という方はぜひご連絡くださいませ。
参加者同士のディスカッション
今回も、オンラインの参加者をまじえて、チームを組んでのディスカッションを行いました。
チームの様子
たったお一人で空き家を購入してDIYをやりきったという方が参加されておられ、その方のプレゼン(ビフォー・アフターの写真や収支決算書)に度肝を抜かれるチーム。
移住において、いいところばかりを喧伝することがそもそも間違っており、むしろ地域の悪いところをすべてさらけだしてみるのはどうか、それでも来てくれる人が本気の移住者、という熱い議論が交わされるチーム。
オンライン参加者
オンラインから参加されたUターン予定の方(ITエンジニアさん!)による、地域活性や地域への入り方についての心配事や、これからの取組みのアイデア。
空き家について語れるオープンな場
開催者のわたしも全部のチームの話を聞いてみたいくらいでした(スタッフなのでむずかしい…)。
ぜひこのライブ感は、実際に参加して体験してみてほしいと思います。
先日、個人的に参加した地域づくりオールスター祭の中で、司会の方が「空き家についてオープンに語れる場はここ(オールスター祭)くらいです」と話しておられましたが、これからは空き家テックがありますよ!と申し上げておこうと思います。
コミュニティ・ミーティング
「パネルディスカッション」と「参加者同士のディスカッション」でミートアップイベントは一旦締め、そのあとは実際のプロジェクトの相談をするコミュニティ・ミーティング。
- 空き家バンクに関連したプロジェクト
- 空き家情報共有に関連したプロジェクト
- 市長選挙に関連したプロジェクト
このような話について、相談や共有が行われました。
これは反省なのですが、1時間に内容を詰め込みすぎたかもしれません。
次回からはミートアップイベントとコミュニティ・ミーティングは分離しようと考えています。
このイベントについて
改善
今回は、オトナリの管理人である大塚裕樹さんにファシリテーターを務めていただきました。
パネルディスカッション中のスライド掲示や、https://www.sli.do/ の利用など、大塚さんの手さばきで大変快適なイベントに仕上げていただきました。
イベントの内容はつねに改善していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
こんな場です
『出雲国の空き家テック』は『ざっくばらんに話せる場・仲間づくりのための場🤝』です!
ぜひこの場を上手に利用して、空き家活用やまちづくりを志す仲間とつながってください🍀
「一人じゃ出来ないことでも誰かと一緒ならやれそう!」と思えるはず。
”市町村”とか”都道府県”とか、そんな線引きは気にせず、価値観の近い人と繋がれるコミュニティですよ。
今後、その個人や団体がさらに横軸でつながっていけば、一層大きな力が発揮されると思います。
お待ちしてます!
今回の参加者の半数程度が、第1回に参加された方でした。
毎回皆勤賞である必要はなく、たまに参加するくらいでちょうどいいのかな〜?と思います😊
今回も様々なバックボーンを持った方々が集いました。どんな人でも、空き家に興味を持つ方なら大歓迎🎉。
フラットで、忖度もしがらみもないこのコミュニティへ遊びに来てください。
「何かやらなきゃ!」って動き出したいと思っている方はぜひ♪